アトレティコ有力視から一転…ドフビクの代理人が破談を示唆? 「経済的な側面で他クラブよりも劣っている」

 ジローナに所属するFWアルテム・ドフビクの代理人が、有力視されていたアトレティコ・マドリード移籍が破談したことを示唆しているようだ。26日、ウクライナメディア『UkrFootball』が報じている。

 今夏のミラン加入のためにクラブを退団したFWアルバロ・モラタの後釜として、FWアルテム・ドフビクに白羽の矢を立てたアトレティコ・マドリード。2023-24シーズンはラ・リーガ初挑戦ながらピチーチの称号を手に入れた“点取り屋”に対して、同クラブは契約解除金として設定される4000万ユーロ(約67億円)を下回る金額での合意を目指してきた中、報道によるとクラブ間交渉が成立。また、選手本人もステップアップを望んでいることから、ロヒブランコスの新戦力となることが有力視されていた。

 既報では、アトレティコ・マドリードと選手本人が合意に達していることが伝えられていた他、23日には移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「移籍の準備ができている」と見解を示すなど、移籍は現実味を帯びていくばかりだった。が、ここにきて事態が一転。『UkrFootball』に、同選手の去就について語った代理人のオレクシー・ルンドフスキー氏は、アトレティコ・マドリードと折り合いがつかなかったことを明かした。

「アトレティコは素晴らしいクラブだけど、そこにアルテムのための真剣なプロジェクトは見受けられなかった。彼らのオファーは経済的な側面で、リーグ最高のストライカーに興味を持っている他クラブのオファーよりもかなり劣っている」
 
 なお現在、ドフビクはローマ加入に迫っているとのこと。ロマーノ氏によれば、個人間合意に至っており、今後はクラブ間交渉に移行していくようだ。

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