中島啓太が3度目の全英OP出場 過去2度とは違う心境で挑む「3連戦の最後の試合」

<全英オープン 事前情報◇16日◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385ヤード・パー71>

世界最古のメジャーが今週18日(木)から始まる。今季DPワールド(欧州)ツアーを主戦場に戦う中島啓太は2022、23年に続く3年連続での出場となる。
舞台となるのは16年大会で開催されたロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)。コースの第一印象にティショットの攻め方をあげた。「引くとこは引いて、攻めるとこは攻めて、できるだけ攻めるようにしていきたい」。リンクスコースのロイヤルトゥルーンはホールの両サイドに木などはなく、曲げたらそのまま隣のホールに行ってしまう。風も通りやすいため、慎重に考えつつ、攻められるときには強気で行く覚悟だ。

一番のポイントとなるのは序盤のホール。「フォローのホールが続くので、そこでたくさんチャンスを作りたいですし、逆にバックナインは基本アゲンストなので耐えれるようにしたい」。日曜日、月曜日、この日に9ホールずつ回りしっかりとコースをチェックし、戦略を立てた。

コースは違うが、今年で3度目の全英オープン。挑む心境は過去の2回と違うという。「いままではメジャーにスポットで来て参戦したところが、先週2試合やってから来ているので、そんなにこうメジャーの特別感という感じはあまりなくて」とこれまでは日本ツアーのあとに出ていたが、今回は7月の欧州ツアーの「BMWインターナショナル・オープン」と前哨戦の「ジェネシス・スコットランド・オープン」を終えてからの出場のため海外ツアー「3連戦の最後の試合」という感覚だ。

先週は海外女子メジャー「アムンディ・エビアン選手権」でJGAナショナルチーム時代の仲間である古江彩佳がメジャー初Vを遂げた。「ナショナルチームのチームメイトからメジャーチャンピオンが出たのはうれしいです。しっかりみんなでチーム一丸となって男子も頑張ろうと思います」。古江の栄冠は、中島のモチベーションにもつながっていた。世界最古のメジャーの優勝カップに名前を刻むことはできるのか。今年は挑む心境の変化もある。一味違う中島が見られるだろう。

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