インテル、S・インザーギ監督と新契約を締結! 契約期間は2026年夏まで

 インテルは12日、同クラブのトップチームを率いるシモーネ・インザーギ監督との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。

 当初、S・インザーギ監督とインテルの契約は2025年6月30日までとなっており、今夏の間に新契約が結ばれると報じられていた。イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、この契約には1年間の延長オプションが付随している模様だ。また、契約の詳細は明かされていないものの、『スカイ・イタリア』によると、新契約におけるS・インザーギ監督の年俸は650万ユーロ(約11億円)程度の見込みで、別途ボーナスも発生するという。この金額は現在のセリエAの指揮官に対する年俸としては最高額となっているようだ。

 現在48歳のS・インザーギ監督は現役時代にピアチェンツァやラツィオなどイタリア国内で活躍。現役引退後は指導者として活躍し、古巣のラツィオで第一歩目を踏み出した。ラツィオでは各年代のユースチームを率いた後、2016年4月には暫定監督としてトップチームを指揮。シーズン終了後に正式監督として登用されると、2018-19シーズンにはコッパ・イタリア優勝を成し遂げ、2020-21シーズン終了後に退任した。

 2021年6月、アントニオ・コンテ監督(現:ナポリ)の後任としてインテルの指揮官に就任した。初年度から2シーズン連続でコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナを制覇しただけでなく、2022-23シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)で13年ぶりの決勝へ進出。2023-24シーズンもセリエAで序盤から首位を独走し、29勝7分2敗という圧倒的な成績で、3シーズンぶりのスクデット獲得に貢献。スーペルコッパ・イタリアーナでは3連覇を達成していた。

【動画】S・インザーギ監督がインテルとの新契約にサイン!

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