伊藤洋輝加入で守備陣拡充のバイエルン、キム・ミンジェに退団の可能性?…インテルが関心か

 バイエルンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェにインテルが関心を寄せているようだ。7日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在27歳のキム・ミンジェは全北現代モータースや北京国安、フェネルバフチェなどを経て、2022年夏にナポリへ加入。センターバック(CB)の主軸として公式戦通算45試合の出場で2ゴール2アシストを記録し、33年ぶりのセリエA制覇や初のチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出に大きく貢献した。昨年夏には推定5000万ユーロ(約87億円)でバイエルンへ完全移籍。加入初年度から公式戦36試合に出場し、1ゴール2アシストをマークした。

 そんなキム・ミンジェにセリエA復帰の可能性が浮上しているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、2023-24シーズンのセリエAを圧倒的な強さで制したインテルが獲得に興味を示しているとのこと。同クラブでは、オランダ代表DFステファン・デ・フライの現行契約が来夏で満了となり、今夏の移籍市場においてもサウジアラビアの複数クラブが関心を寄せている模様。守備陣の主力流出に備え、セリエAでの経験豊富なキム・ミンジェの動向を注視しているという。

 なお、インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督は2022年夏にもキム・ミンジェに関心を寄せていたとのこと。クラブとしては移籍金や年俸額を考慮し、レンタルでの獲得を検討しているようだ。

 バイエルンは今夏の移籍市場でシュトゥットガルトに契約解除金の3000万ユーロ(約52億円)を支払い、日本代表DF伊藤洋輝を獲得。さらにはレヴァークーゼンの無敗優勝に貢献したドイツ代表DFヨナタン・ターとの交渉が進行中とも報じられている。こうしたことから、バイエルンが今夏にキム・ミンジェの放出に踏み切る可能性も否定はできないと『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘している。

 一方で、移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、キム・ミンジェ本人はバイエルン残留を望んでいるようだ。

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