
ミランが、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得を狙っている模様だ。4日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2023-24シーズンのセリエAを2位で終えたミランだが、優勝を果たしたインテルとの勝ち点差が『19』に大きく開くなど、ライバルとの力量差が如実に出る結果となった。新シーズンに巻き返しをはかりたいところだが、今夏にはフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団。3シーズンにわたってFW陣の軸としてチームをけん引してきた大ベテランが去ったことで、ミランは新たなCFを獲得することになるかもしれない。
『スカイスポーツ』によると、ミランが白羽の矢を立てたのはアトレティコ・マドリードでプレーするモラタ。ミランは過去にもモラタ獲得に関心を寄せたことがあるが、同メディアによれば今回はより真剣に獲得を検討しているという。モラタはかつてユヴェントス(2014-2016 ※2020-2022はローン移籍)に所属しており、セリエAへの適応に問題はないと見られる。
また、『スカイスポーツ』はモラタがサウジアラビア勢から巨額の給与とともに3年契約のオファーを受けたものの、すでに断っていることも伝えている。モラタとアトレティコ・マドリードの現行契約は2026年6月30日までとなっており、契約解除は1,300万ユーロ(約22億6,000万円)に設定されている模様だ。
2023-24シーズン、モラタはアトレティコ・マドリードで公式戦48試合に出場して21ゴール5アシストをマーク。現在はドイツで開催されているUEFA EURO 2024にスペイン代表のキャプテンとして参戦しており、ここまで全4試合に出場している。