これができればアイアンは真っすぐ飛ぶ! ネクストヒロイン山本彩乃と向井七海がポイント解説

JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場であるマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー。その中でもアイアンショットの精度が高い山本彩乃と向井七海に、再現性を上げるコツを聞いた。
■スティックに当てずに振れたら真っすぐ飛ばせる

昨年の最終プロテストであと1打合格に手が届かなかった山本彩乃。悲願のプロテスト合格に向け、再現性の高いインパクトを作れるように取り組んでいる。山本が実際にやっているドリルとは一体どんなものなのか?

山本:ヘッド幅に2本のアライメントスティックを置いて、自分のスイングをチェックしています。手先でヘッドの動きを作ろうとすると、カット打ちやあおり打ちになりやすい。すると、高い確率でヘッドがスティックに当たります。再現性高くインパクトするためには、手首を使わず体の回転でヘッドを動かすのがポイントです。
■体を使って上がったかを確認するポイント教えます!

東北福祉大学ゴルフ部に在籍していたときは主将を務め、今年からマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに参戦している向井七海。体を使って始動するポイントを教えてくれた。

向井:緊張する場面で手打ちをするのが私の悪いクセ。なので、いつもバックスイングに注意しています。私なりのチェックポイントは、手元が腰の高さに上がったとき、フェース面が体の前傾角と平行に見えるかどうか。平行になっていれば、体を使って上げられた証拠です。ただし、手先を使ってはいけません。構えたところから、手首で調整せずに上げるようにしてくださいね。
■山本彩乃
やまもと・あやの/2000年生まれ、山口県出身。昨季の「Sanrio Smile Golf Tournament」で21年以来の通算2勝目を挙げた。昨年のJLPGA最終プロテストは合格に1打届かなかった。

■向井七海
むかい・ななみ/1999年生まれ、大阪府出身。東北福祉大ゴルフ部では主将を務め、昨年のJLPGA最終プロテストの合格には2打届かなかった。今季開幕戦「マイナビカップ」で初優勝を達成。

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