1月にバルサ加入も去就不透明?…ユヴェントスが“神童”ロッキのレンタル検討か

 バルセロナに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキに対しユヴェントスが関心を寄せているようだ。9日、スペイン紙『アス』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 2005年2月28日生まれで現在19歳のロッキは母国の名門クルゼイロの下部組織で育ち、2021年に16歳の若さでトップチームデビューを飾った。2022年4月からはアトレチコ・パラナエンセに活躍の場を移すと、約1年半の間に公式戦81試合に出場し28ゴール11アシストを記録。昨年夏にバルセロナへの完全移籍が発表され、今年1月に正式加入に至った。

 しかし、サッカー王国の“新たな神童”とも謳われる逸材は、新天地で十分なプレータイムを確保することができず。2023-24シーズン後半戦は公式戦16試合に出場し2ゴールをマークしたものの先発起用は2試合のみ、プレータイムの合計は353分間に留まった。このような状況から、早ければ今夏にロッキがバルセロナを退団する可能性があるとも報じられている。

 今回の報道によると、ユヴェントスがロッキに関心を寄せており、今夏の移籍市場でオファーを提示する可能性があるという。同クラブはイタリア代表FWフェデリコ・キエーザと同FWモイーズ・キーンの現行契約が来夏で満了を迎えることや、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの負傷などを考慮し、前線の補強を検討しているとのこと。ロッキにも関心を寄せており、今夏のレンタル獲得の可能性についてクラブ内で議論が行われているようだ。

 なお、ロッキの代理人を務めるアンドレ・キューリー氏は以前スペインのラジオ局『Rac1』で「彼は残るか、(クラブに)売却させるかのどちらかだ」と言及し、レンタル移籍の可能性を否定している。ユヴェントスの他にも複数クラブからの関心が噂されるなか、同選手の去就に注目が集まる。

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