石川遼は全米OPに向けて「すごくいい機会」 課題克服の一週間へ

<BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 事前情報◇5日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース (茨城県)◇7430ヤード・パー71>

国内男子ツアーはオープンウィークが明けて、今季メジャー初戦「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が6日(木)に開幕する。
舞台となる茨城県の宍戸ヒルズCC 西Cでは、17番パー4のコース改修がされた。グリーン右手前には大きな池が広がっているが、グリーン前数ヤードの地面が右の池に向かって傾斜するように変更。さらにプレッシャーがかかるホールとなった。「よりスリリングで難しくなった。ほんのちょっとした違いだと思うんですけど、それが勝負を分ける可能性も十分にある」と警戒している。

「ただ、ラフが今年は短めなので」と例年よりもラフが短いため、“出すだけ”ではなく、グリーンを狙うことができそうだ。そういったことから「左ラフからグリーンを狙っていく選手は多いと思う」と狙うべきポイントは明確だ。ただ、グリーンのコンディションは例年通り、速い。インコースはとくに難しいホールが続くからこそ、昨年よりもスコアの変動が起きそうだ。

そういったコース改修を行い、ツアーに向けて取り組む宍戸ヒルズCCと日本ゴルフ機構協会(JGTO)に「皆さんの熱意は非常にありがたいです。この大会の価値をより高めていこうという、関係者の熱意を感じますね」と感謝の気持ちを表した。

先月行われた海外メジャー「全米オープン」の日本予選を突破し、来週13日(木)からの本戦を控えている。ゴルフの調子は「悪くないと思います」と好調をキープ。前戦の「~全英への道~ミズノオープン」で課題となったのはマネジメントの部分だ。ショットのイメージがいいなかで、スコアにつながる“ジャッジ”ができなかった。

「試合の限られた時間で、攻め方を決めないといけない。例えば、その前にすごいミスショットをしていたりすることもあるし、急がなきゃいけないときもある。その中で、いかに選択をしていくか」。あらゆるシーンで正しい一打をチョイスすることができるか。どんな状況になっても、落ち着いて判断できるか。今回の重要なテーマだ。

「成功体験を作って自分を伸ばしていくしかない。(今大会も)全米オープンもすごくいい機会だと思う。いまは毎日かなり楽しみにしています」。全米オープンに向けて自信をつけるためにも、今週は大事な期間となりそうだ。(文・高木彩音)

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