CL決勝の重圧を明かしたアンチェロッティ監督「もし勝てば乗り越えた分だけ幸せになれる」

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝ドルトムント戦への意気込みを示した。5月31日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 グループCを6戦全勝で突破したレアル・マドリードは、ラウンド16でライプツィヒを下し、準々決勝では前回大会の王者であるマンチェスター・シティを撃破。準決勝ではバイエルンを破り、2021-22シーズン以来、2年ぶりの決勝へ駒を進めた。

 クラブにとって通算15度目の“ビッグイヤー”獲得が目の前に迫り、今シーズン1番の緊張感に包まれるレアル・マドリードだが、指揮官であるアンチェロッティ監督は、「決勝戦は最も重要な試合であると同時に、最も危険な試合でもある」と述べつつ、「私たちはここにいることを最大限に楽しまなければならないし、そうするつもりだが、後になって何か問題が起こるかもしれないという不安がやって来る」と大一番を控えた心境を吐露している。

 一方で、「決勝戦になると、栄光が近づいていると感じ、心配やネガティブな考えが膨らむ。今夜、明日の朝、午後、たくさんの心配と恐怖を感じ始めるんだ」と語りつつ、「しかし、それを乗り越えれば、もし勝てば乗り越えた分だけ幸せになれる」と力強くコメントした。

 また、ここまでCLの舞台で活躍を続けていたウクライナ代表GKアンドリー・ルニンについては、「1週間前からインフルエンザにかかっていて、明日はベンチスタートとなる」と告白。「クルトワが出場する」とベルギー代表GKティボー・クルトワの先発起用を明言している。

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