
【モデルプレス=2024/05/20】俳優の西島秀俊が20日、都内で行われた女優の柴咲コウが主演を務める映画「蛇の道」(6月14日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、⻘木崇高、黒沢清監督とともに出席。5月末で所属事務所「クォーター・トーン」から独立することを発表後、初の公の場となった。
【写真】ほっそりとしたシルエットで登壇した西島秀俊
◆柴咲コウ主演「蛇の道」
「蛇の道」は、何者かによって8歳の愛娘を殺害された父親が、偶然出会ったパリで働く精神科医の協力を得ながら、犯人を突き止め復讐することを生きがいに殺意を燃やしていく物語。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真実が描き出されていく。
「岸辺の旅」(2015)で「第68回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門監督賞、「スパイの妻 劇場版」(2020)で「第77回ヴェネツィア国際映画祭」の銀獅子賞を受賞するなど、世界から高い評価を得る黒沢清監督の最新作にして、セルフリメイク作品である。
◆西島秀俊、役で減量中に悔しい思い
本作が“リベンジ・サスペンス”であることにちなみ「リベンジしたいこと」を問われると、この日少しほっそりとしたシルエットで登場した西島は「今の役が体重を落とさないといけない役で、3ヶ月くらい甘いものを食べていなくて…。現場で『甘いもの食べないんですね!』と言われて悔しい思いをした。納得いかない」と甘党だと思われず、歯がゆい思いをしたと告白。「あと1日で終わるので、ドーナツとかケーキとか、もういろんなものを食べたい。何から食べようかずっと考えている」と計画中だと話した。
1番食べたいものは?と聞かれると「何がいいかな?プリンも食べたいし、みたらし団子とか」とにっこり。青木が「マカロンとか」と提案すると、「いい!高カロリー!カロリー高いものを食べたい」とスイーツを欲していた。
また、同じ質問に柴咲は「結局はいつも昔の自分に『バカ!』と思うことが多い。なんであんなことを言ったのか、なんであんな失礼な態度をとったのか、って。それを乗り越えていくしかないんですよね」とコメント。「失敗したことを見つめ直すとか、大人になって作法を学ぶとか。人生はそういうことの繰り返し」と答え、司会者から「柴咲さんでもそう思われるのですね?」と声をかけられると「私はそんな人間です。そんな人間なんです」と照れながら話していた。(modelpress編集部)
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