佐久間朱莉が首位浮上 初Vへ望みをつなぐ18番バーディに「やっと入った~(笑)」

<RKB×三井松島レディス 2日目◇11日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)◇6305ヤード・パー72>

今季何度も初V目前で涙をのんできた佐久間朱莉が、今度こそは…と言わんばかりに優勝争いに加わってきた。
首位と2打差から出た佐久間はスタートの1番パー5でバーディを先行させると、3番から3連続を決めて見せた。しかし、7番でのボギーで流れが変わったのか、その後はパーを並べる展開になった。

あすは悪天候の予報が出ており、最終日が中止になる恐れもある。「(最終ラウンドが)あるかないか分からないので、『せめてプレーオフにできる位置には』っていう思いがありました」。

首位と1打差で迎えた最終18番パー5。残り33ヤードのサードショットを54度のウェッジでピン4メートルにつけると、「ワンカップくらいスライス」のラインをきっちり読み切ってバーディ締め。会見場に現れた佐久間の表情はいつも以上に晴れやかだった。第一声は「やっと入った〜(笑)」。佐久間を首位タイに押し上げたこのバーディが、あすは大きな意味を持つことになりそうだ。

「今まで勝てなかった時は18番が入らなかったので、『絶対入れたい』っていう思いでした。気持ちで打った」。初優勝に届きそうで届かない。そんな鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような一打だった。

これで今季3度目の最終日最終組。雪辱を果たすチャンスがまたもやってきた。「やっぱり勝てないからうずうずした感じだし、疲れもある。それでも毎週のように優勝争いができているので、自分の中では楽しみながらできている」。何度も苦杯をなめてきた21歳は、それでも優勝争いを楽しんでいる。(文・齊藤啓介)

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