バイエルン、来夏のヴィルツ獲得を画策か…クラブ幹部が明言「検討しなければならない」

 バイエルンがレヴァークーゼン所属のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに関心を寄せているようだ。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在21歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年夏にトップチーム昇格。ここまで公式戦通算148試合に出場し、41ゴール49アシストを記録している。背番号「10」を託され臨んだ今シーズンは、シャビ・アロンソ監督の下で攻撃の中心として躍動。公式戦45試合の出場で18ゴール19アシストをマークし、クラブ史上初のブンデスリーガ制覇に大きく貢献した。

 マンチェスター・シティやリヴァプール、バルセロナといった欧州屈指のメガクラブから関心を寄せられながらも、現行契約を2027年6月末まで残していることから、今夏はレヴァークーゼン残留の可能性が高いとされているヴィルツ。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンが以前から同選手の動向を注視しており、2025年夏の移籍市場での獲得を本格的に検討しているという。

 バイエルンのスポーツ部門で取締役を務めるマックス・エベール氏も「フロリアン・ヴィルツのような才能豊かな選手が獲得可能であれば、我々は検討しなければならない。もちろん断られる可能性もあるけどね」と言及し、ヴィルツへの関心を認めている。一方で、同選手とその家族はバイエルンへの移籍を、国外メガクラブへの挑戦前の暫定的なステップとして捉えているようだ。

 なお、バイエルンを巡っては、ヴィルツと同じくレヴァークーゼンに所属するドイツ代表DFヨナタン・ターへの関心も報じられている。

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