
アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督がドルトムント戦を振り返った。16日、スペイン紙『マルカ』が同監督のコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが16日に行われ、ドルトムントとアトレティコ・マドリードが対戦した。ホームで戦ったファーストレグを2-1で勝利したアトレティコ・マドリードだったが、この試合では前半だけで2点のリードを奪われる苦しい展開に。それでも49分にオウンゴールで1点を返すと、64分にはアンヘル・コレアが同点弾をマーク。しかし、2戦合計スコアで優位に立ったものの、71分と74分に連続で被弾し、最終的にファーストレグを含め4-5で敗れ、準々決勝敗退となった。
試合後のインタビューに応じたシメオネ監督は、「私の解釈では、この2試合ともゴールシチュエーションは我々の方が上だった」と述べつつ、「ファーストレグではアドバンテージがもっとあったはずだし、この試合ではアルバロ(・モラタ)の最初のプレーが非常に重要だった」と同選手が5分にGKと1vs1の局面を迎えながらゴールを決め切れなかったシーンを悔やんでいる。
また、後半を「良いスタートを切った」と評価した指揮官は、「彼ら(ドルトムント)はこのような状況ではなかったし、ゴールがそれを物語っている。もしそうであったなら6-4で勝っていただろう」と相手チームに対してコメント。続けて、「ファーストレグではもっとアドバンテージを持って勝てたかもしれないし、今日も運が味方してくれれば、もう少しできたはずだ」と敗戦を振り返った。