イングランド代表指揮官、物議を醸す新ユニフォームに言及「最も重要なのは…」

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が、国際親善試合に向けた会見に臨んだ。22日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 23日にブラジル代表との対戦を迎えるイングランド代表では、6月から始まるEURO2024に向けて新たにデザインされたユニフォームが物議を醸している。シャツの襟に施された十字の色は伝統的な白地に赤い十字とは異なり、紫と青の色合いに変更されたことで、同国のリシ・スナク首相やイングランドサッカー協会が声明を発表する事態にまで発展した。

 サウスゲート監督はこの問題について「イングランドのシャツに最も重要なのは、三匹のライオン(愛称“スリーライオンズ”の由来)だ。それが我々の象徴であり、他のサッカーチームだけでなく、イングランドのラグビーやクリケットからも区別するものだ」とコメント。問題となっている十字架の色合いについては「私の考えでは、白い背景に赤い十字がなければ、それは聖ジョージの十字架ではないということだ。今回は、おそらく私が理解できるほど想像的ではない、芸術的なアプローチなのだろう」と語った。

 なお、2012年からパートナーシップを締結しているナイキ社は「イングランドの(ワールドカップで優勝した)1966年の選手が着用していたトレーニングウェアからインスピレーションを得ており、紫を頂点とした青と赤のグラデーションを示している」と声明を伝えており、ブラジル代表との一戦では着用される予定だという。

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