渋野日向子は36パットで『78』 2試合連続予選落ちに「悔しいラウンドになって残念」

<ファーヒルズ朴セリ選手権 2日目◇22日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

「悔しいラウンドになってすごい残念です」。渋野日向子は1バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの「78」。スコアを大きく落とし、トータル7オーバーで大会を終えた。

イーブンパー・44位タイで迎えた2日目は、カットラインに1打のリードを持ってスタートした。11番でボギーとすると、そこから前半で3ボギー。ぽこぽこ跳ねるポアナ芝のグリーンにアジャストできなかった。

カットライン圏外からのカムバックをねらった後半は、3番で2打目をピンに絡めてベタピンバーディ。だが、これが唯一のバーディになった。5番から連続ボギーとすると、最終9番はロングパットから4パットのダブルボギー。週末のラウンドをあきらめるしかない状況でグリーンを降りた。

「3番で獲れたのがすごいよかったけれど、そのあと続かなかった。自分で凡ミスをしてしまったのでそこはもったいなかった」と切り捨てながら厳しい言葉を並べる。「パッティングが一個でも入ってくれたら流れが変わったかなという場面が多かったのですごい残念」。36パットだったグリーン上を嘆き、ポアナ芝のせいにするわけでもなく、「自分の打ち出しやラインの取り方がダメだった」と反省する。

これが今季3試合目。2試合連続での予選落ちとなった。新たなコーチに指導を受け、新たな試みとともに過ごしているシーズン。「(課題を)やり切ることができなかったからこのスコア」と話す。

とはいえ、肩を落としているばかりではいられない。「来週すぐ試合があるので、しっかり切り替えて頑張ります」。苦しい時間を過ごすなか、きっかけをつかむために前を向きたい。

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