
プレミアリーグ第29節が16日に行われ、フルアムとトッテナムが対戦した。
ホームのフルアムは、前節ウルヴァーハンプトンに敗れたものの、2月はマンチェスター・ユナイテッド、ブライトンに勝利するなど、調子は上向いている。一方、アウェイの5位のトッテナムは今節勝利すれば、勝ち点差2の4位アストン・ヴィラを上回れる状況で試合に臨んだ。
スコアは前半終盤に動いた。42分、左サイドを駆け上がったアントニー・ロビンソンが絶妙なアーリークロスを入れると、ロドリゴ・ムニスがファーサイドに流れながらトラップしてシュート。冷静にゴール左へ流し込んだ。フルアムが先制に成功し、前半を1-0で折り返す。
後半に入り、49分に追加点が生まれた。右サイドでアレックス・イウォビが1人交わし、後方からオーバーラップしたティモシー・カスターニュにパスが渡ると、そこからクロスが入り、ニアサイドでサシャ・ルキッチがコースを変えてゴールネットを揺らした。
さらに61分には、右からのコーナーキックをジョアン・パリーニャが競り勝つと、こぼれ球に反応したイウォビが振り向きざまにシュート。これはポストに当たるが、跳ね返ったボールをムニスがゴールへと押し込んだ。ムニスのこの日2点目でフルアムが3点差に広げた。
試合はこのまま3-0で終了。完封負けを喫したトッテナムは、昨季から継続していた連続得点記録が39試合でストップした。
【スコア】
フルアム 3-0 トッテナム
【得点者】
1-0 42分 ロドリゴ・ムニス(フルアム)
2-0 49分 サシャ・ルキッチ(フルアム)
3-0 61分 ロドリゴ・ムニス(フルアム)