N・ウィリアムズに争奪戦勃発の可能性が浮上…プレミア3クラブに加えてレアルも関心か

 アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズをめぐった争奪戦が勃発するかもしれない。9日、イギリス紙『デイリー・ミラー』が伝えている。

 現在21歳のN・ウィリアムズは、2013年夏にオサスナの下部組織からアスレティック・ビルバオのユースに加入し、2021年4月にトップチームデビューを果たした。翌シーズンには定位置を確保して公式戦40試合に出場すると、今では兄であるイニャキ・ウィリアムズとともにクラブの両翼を形成。今シーズンもここまで公式戦27試合出場6ゴール10アシストの成績を残しており、ラ・リーガで5位につけているアスレティック・ビルバオを牽引している。

 同紙によると、かねてよりN・ウィリアムズに関心を寄せていると報じられてきたアーセナルやチェルシーに加え、同じくプレミアリーグのトッテナムも同選手の獲得を画策している模様。12月にアスレティック・ビルバオと新契約を締結したN・ウィリアムズだが、契約解除金は4300万ポンド(約81億円)に設定されており、プレミアリーグのクラブを中心とした争奪戦が勃発する可能性があるようだ。

 また、アストン・ヴィラがN・ウィリアムズの獲得に迫っていたとも指摘。契約延長が決まる前の昨夏と1年前の冬に獲得へと乗り出しており、昨年6月には指揮官を務めるウナイ・エメリ監督がバスクの地へ交渉に赴いたこともあったという。しかし、当時の同選手は移籍に対して消極的であり、現在は財務状況の悪化によって再び争奪戦に参加する可能性は低くなった様子だ。

 さらに、プレミアリーグ勢の他にも、レアル・マドリードがN・ウィリアムズの契約状況を注視していると主張。アストン・ヴィラと同様に、チェルシーについても財務状況悪化の懸念を伝えつつ、国内外のビッグクラブが同選手を高く評価していると報じている。

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