
ミランは8日、逝去した漫画家の鳥山明氏を追悼する投稿をクラブ公式X上で公開した。
『DRAGON BALL』や『Dr.スランプ』といった代表作を世に送り出した鳥山氏の訃報は、日本のみならず世界中を駆け巡った。サッカー界では鳥山作品のファンを公言する選手が数多く存在しており、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン(マルセイユ/フランス)やブラジル代表FWネイマール(アル・ヒラル/サウジアラビア)、元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチ(アル・シャバブ・リヤド/サウジアラビア)らの『DRAGON BALL』好きは有名だ。また、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)がベジータ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(同)が人造人間17号の絵柄が入ったキャップを被っていたこともある。
クラブ公式Xを更新したミランは、ポルトガル代表FWラファエル・レオンが試合中に『DRAGON BALL』の技「フュージョン」を真似してゴールセレブレーションを行っている画像を公開。画像には加工が施されており、まさに作中同様パワーアップした別人格の人物が誕生しそうな印象を与えている。また、ミランは同投稿に次のようなメッセージを添え、鳥山氏を偲んだ。
「悟空のようなエネルギーで人生に取り組んでみます! 一分一秒を大切に。鳥山先生、安らかに眠ってください」
愛知県清須市出身の鳥山氏は、数々の名作漫画を生み出しただけでなく、デザイナーとしても活動。『ドラゴンクエストシリーズ』のゲームやマスコットのキャラクターデザインなども多数手掛けた。今月1日に急性硬膜下血腫のため死去。68歳だった。訃報は8日に『週刊少年ジャンプ』公式サイトおよび『DRAGON BALL』公式サイトで公表された。
【画像】ミラン選手が「フュージョン」