バイエルン行きも噂されたヘーネス監督、シュトゥットガルトとの契約延長を発表

 シュトゥットガルトは8日、セバスティアン・ヘーネス監督との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。

 現役時代にバイエルンやシュトゥットガルトで活躍したディーター・ヘーネス氏の息子であるセバスティアン・ヘーネス監督は、2020年にバイエルンのセカンドチームの監督としてチームを3部リーグ優勝に導く功績を残すと、ホッフェンハイムのトップチーム監督を経て、2023年4月4日にシュトゥットガルトの指揮官に就任。厳しい残留争いの中での就任となったが、最下位から順位を上げ、最後はハンブルガーSVとのプレーオフを制して、ブンデスリーガ残留を決めた。

 今シーズンは開幕前にキャプテンを務めていた遠藤航がリヴァプールへ移籍したが、見事にチームをまとめ上げ、開幕から勝利を積み重ねた。第24節終了時点でブンデスリーガで3位につけており、勝ち点50の獲得はクラブ史上最速のペースとなっている。

 この躍進を評価され、バイエルンやレヴァークーゼンがヘーネス監督の招聘に興味を示していると報じられていたが、同監督とシュトゥットガルトは契約を2027年6月30日まで延長することを発表。あわせて、アシスタントコーチのダヴィド・クレシドロ氏も2027年までの新たな契約を結んだことを発表した。

 なお、シュトゥットガルトに所属する伊藤洋輝は、ヘーネス監督から大きな信頼を寄せられており、今季ここまでリーグ戦16試合に出場している。一方、原口元気は今季ブンデスリーガでの出場がわずか1試合のみ。セカンドチームに所属するチェイス・アンリは、レギオナルリーガ・ズュートヴェスト(地域リーグ南西部/ドイツ4部)で18試合に出場している。

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