チェルシー、ビルバオの“快足”WGニコ・ウィリアムズに関心か…契約解除金は約82億円?

 チェルシーがアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズに関心を寄せているようだ。6日、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在21歳のN・ウィリアムズは左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。2013年夏にオサスナの下部組織からアスレティック・ビルバオのユースに加入し、2021年夏にトップチーム昇格を果たした。同クラブで“崩しの切り札”に成長すると、2022年9月にはスペイン代表に初招集。今シーズンはここまで公式戦27試合に出場し6ゴール11アシストをマークするなど、前線の主軸として活躍している。

 かねてからアストン・ヴィラやリヴァプール、アーセナルといったプレミアリーグ勢からの関心が報じられているN・ウィリアムズ。今回の報道によると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が攻撃のオプション強化を望んでいるチェルシーも動向を注視しており、今シーズン終了後の夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性があるという。N・ウィリアムズはアスレティック・ビルバオと2027年6月末までの契約を締結しており、契約解除条項は4300万ポンド(約82億円)程度に設定されているようだ。

 なお、チェルシーの今夏の移籍市場における優先順位は、一線級のストライカーの獲得であり、依然としてナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに熱烈な関心を寄せているという。しかし、『デイリーメール』はチェルシーがプレミアリーグの収益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する可能性があると指摘。オシムヘンやN・ウィリアムズにオファーを提示する場合には、既存戦力の売却が必要になると伝えている。

 昨今の移籍市場では次々と大型補強を敢行し、サッカー界を賑わせているチェルシー。今夏の動きにも注目が集まる。

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