今季の賞金総額は44億円 女王・山下美夢有は3年連続の“2億超え”なるか【国内女子ツアー丸わかり】

今週の29日(木)から開催される「ダイキンオーキッドレディス」で国内女子ツアーの新シーズンが幕を開ける。そこで、開幕前に女子ツアーを見る上で、参考になるデータを紹介する。今回は、「賞金額」についてチェックする。

今季の国内女子ツアーは昨年より1試合減の全37試合を開催。賞金総額は1億1734万9000円減の44億円となる。

開催中止となるのが「楽天スーパーレディース」。JLPGA主催、楽天グループ特別協賛で、21年から兵庫県の東急グランドオークゴルフクラブで実施されてきたが、それが日程表から外れた。賞金総額の減少はこの大会にかけられていた1億円に加え、日本開催の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」の換算レートが変わっている影響。

なお、コロナ禍により2年間が統合された20-21シーズンの翌年にあたる22年を除くと、国内女子ツアーの賞金総額が減少するのは18年以来となった。

今季4日間競技は18試合で、賞金総額1億円を超えるトーナメントは30試合行われる。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」は1億2000万円、最も賞金が高い大会は6月に開催される「アース・モンダミンカップ」の3億円(TOTOジャパンクラシックを除く)。

そして2季連続の年間女王である山下美夢有は、22年は2億3502万0967円、23年は2億1355万4215円と、史上初めて2年連続で2億円以上を稼いだ。今年も2億超えを達成し、3季連続の女王戴冠となるのか。注目が集まる。

下部のステップ・アップ・ツアーも4試合減少し、全19試合。賞金総額は4億3000万円で、前年比7500万円の減少となる。一方、昨年、3試合だったレジェンズツアー(シニアツアー)は3試合増え、賞金総額も5450万円増が見込まれている。

externallink関連リンク

まもなく開幕! 国内女子ツアー開催日程 国内女子ツアーの開幕戦に昨季年間女王・山下美夢有らが出場 森田理香子は6年ぶりにツアー復帰 最強の都道府県はどこだ! トップは女王4人を輩出するのは? 今まで永久シードを獲得したのは何人? 申ジエが偉業達成へあと2勝 生涯獲得賞金トップ10を整理 申ジエが“不動裕理越え”にリーチ
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)