
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に高評価が与えられている。
カラバオ・カップ(EFLカップ)決勝が25日に行われ、リヴァプールはチェルシーと対戦。両チームともにオフサイドで得点が認められないなど、チャンスをものにすることができず、90分が終了。延長戦でも決着がつかないかと思われた118分にCKからフィルジル・ファン・ダイクが頭で待望のゴールを決め、リヴァプールが1-0で優勝を果たした。
この試合に先発出場した遠藤は120分間フル出場し、優勝に大きく貢献。イギリスメディア『Squawka』によると、EFLカップ決勝に先発出場してトロフィーを掲げたアジア人は、(2006&2010年の)パク・チソン氏、(2013年の)キ・ソンヨンに続いて、遠藤が史上3人目の選手となった。
試合後、選手採点を発表した地元紙『リヴァプール・エコー』は、遠藤をファン・ダイクの満点に次ぐ、チーム2位タイとなる「9」点と採点。寸評では「リヴァプールがハイプレスを仕掛けるなか、タックルに入っていく場面が印象的だった。チェルシーが落ち着き始めると押し戻されたが、ボールを奪い続けた。ゴールに対して立ち止まってファウルを犯したと判定された」と評されている。
また、イギリスメディア『スカイスポーツ』でも遠藤はファン・ダイクやGKクィービーン・ケレハーに次ぐ「8」点と高得点が与えられ、「序盤から中盤で積極的なプレーを見せると、前半の(コール・)パルマーの大きなチャンスの後の(ニコラス・)ジャクソンをブロックしたことは極めて重要だった。リヴァプールがシュトゥットガルトに支払った1620万ポンド(約31億円)は実に見事なビジネスだった。走ることと戦うことを決してやめなかった」と賛辞が送られている。
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