
リヴァプールの新指揮官候補に、ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督とスポルティングを率いるルベン・アモリム監督が浮上しているようだ。24日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。
2015年10月からチームを率いてきたユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りで勇退することに伴い、新監督探しに奔走しているリヴァプール。現時点で最有力の候補と目されているのが、現役時代にリヴァプールの司令塔として活躍し、現在はレヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督だ。
しかし、レヴァークーゼンで快進撃を続けているX・アロンソ監督には、今季限りで指揮官が退任するバイエルンとバルセロナも招へいを目指していることに加え、レアル・マドリードへの復帰の噂も絶えない。
このような状況もあって、リヴァプールはX・アロンソ監督の招へいに失敗した場合の“プランB”を用意している模様で、イギリス紙『テレグラフ』によると、リヴァプールはナーゲルスマン監督とルベン・アモリム監督をリストアップしているようだ。
ナーゲルスマン監督は昨年9月にハンジ・フリック監督の後任としてドイツ代表の指揮官に就任。契約期間はドイツで開催されるEURO2024終了までの7月末までとなっており、大会後の去就には注目が集まっている。また、現在39歳のアモリム監督は、2020年3月にスポルティングの監督に就任すると、就任2年目の2020-21シーズンに19年ぶりのリーグタイトルをもたらし、今季のプリメイラ・リーガでもベンフィカと熾烈なタイトルレースを繰り広げている。
果たして、リヴァプールがクロップ監督の後任として招へいするのはどの指揮官になるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。