調整期間でアイアンとパターを変更 畑岡奈紗は再開戦の準備に手応え「スッキリしてますね」

<ホンダLPGAタイランド 事前情報◇21日◇サイアムCCパタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

1月に米フロリダ州で行われた開幕戦シリーズを22位、9位という成績で終えた畑岡奈紗。その後、日本で3週間の調整期間を挟み、タイでの今季3試合目を迎える。
この間には「ミドルアイアンの高さが欲しかった」と、クラブのテストにも時間を割いた。最初はシャフトを替えることで実現しようとしたがうまくいかず。そこで、これまでスリクソンの『ZX7 Mk II』で統一していたアイアンを、4番から7番まで『ZX5 Mk II』にチェンジしてコンボに。「ソールの幅が広いモデルで、少しボールが上がるようになった。キャリーも5ヤードくらい(伸びた)」と問題を解決した。

さらにパターも、今季開幕戦で使用したチャンバー製の別モデルを投入。1月の連戦が終わった後にオーダーしていたものが届き、じっくりと練習できた。「目的に向きやすい。そこがクリアになれば試合中はスピードだけを意識できるし、スッキリしてますね」。ショット面とグリーン上の改善をはかり、タイに入った。

これに加えて、体の可動域を広げるためのトレーニングにも汗を流す日々を送ってきた。そのかいもあり、「先週くらいから“これかな?”というものも出てきた。試合中もできるようにしたい」と手ごたえを感じられる。

連日30度超を記録するコースでは、やはりその暑さも大きな敵になる。「雲に感謝してます(笑)。雲で(太陽が)隠れてくれると、全然違うので」。準備を整え、ここからは対策を。2シーズンぶりの優勝を強く意識するシーズンが、再開する。(文・間宮輝憲)

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