ブレントフォード、オーナーが一部株式の売却を決断か…推定価値は約758億円との試算

 プレミアリーグに所属するブレントフォードが、一部株式の売却を決断したようだ。21日、イギリスメディア『スカイ』などが伝えている。

 ここまで25試合を消化したリーグ戦で7勝4分14敗を記録し、勝ち点「25」の14位につけているブレントフォード。初のプレミアリーグを戦った2021-2022シーズン以降、安定した戦いを披露して1部に定着しつつあるが、EFLリーグ2(イングランド4部)時代の2007年に同クラブの株式を買収してオーナーとなったマシュー・ベンハム氏が、株式の売却を決断したという。

 『スカイ』は、「株式を少数と過半数のどちらで売却するかについては未定である」と述べつつ、「どのような取引でも4億ポンド(約758億円)以上の価値が見込まれる」と試算。仮にベンハム氏が経営権を手放すことに決めた場合でも、同氏は「少数の株主として長期的に留まりたいと考えている」と主張した。

 また、投資の申し出を検討するため、世界最大級の金融グループである『ロスチャイルド』にアドバイザーを依頼した模様。『ロスチャイルド』は近い将来、正式な手続きを開始する様子で、サッカー業界の専門家は、ブレントフォードがアメリカを拠点とする投資家から関心を集めるトップリーグの新たなクラブになると予想しているようだ。なお、スポーツの将来的な財政状況は基本的に不透明であるにもかかわらず、4億ポンド(約758億円)という莫大な評価額が定められたことを、「プレミアリーグのクラブの評価が高騰していることを反映している」と説明している。

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