「初モノに強い」古江彩佳、未発表1Wと新ボールに替えてFWキープ率「88.4%」

昨年は現行の『B3 SD』ドライバーと、『TOUR B XS』の組み合わせで、米国女子ツアーのFWキープ率「84.8%」の2位に入った古江彩佳。元々曲げない選手だが、今年は開幕から未発表の『B3 MAX』ドライバーと、新しい『TOUR B XS』ボールに替えて、さらなる好調に転じている。
繊細な感性を持つツアープロにとって、昔から「クラブとボールを一気に変えるのは危険」と言われることがある。ボールという基準が変わると打感やスピンが変化するため、クラブも一気に替えると問題が起きた際に、どちらに原因があるか突き止めづらくなるためだ。

ところが「古江ッティにそれは当てはまりません」とブリヂストンのツアー担当者。「初モノに強いというか、古江プロは前作『B3 SD』の時も感性で選んで最初から活躍しましたし、変更後すぐの活躍にいつも驚かされてきましたから」。今季も新作のかけ合わせでFWキープ率は「88.4%」(3位)。成績も2戦連続の4位だ。
 
新しい『B3 MAX』に関して古江は「前のドライバーも気に入ってたけど、(弾道が)高くなってランが出づらくなってしまった。それを抑えたいなと思っていた時に、『いいドライバーがあるよ』と言われたので試したら、ちょうどいい弾道で飛んでくれました。特性上ランもでるし、うまく切り替えられました」と言う。

また、新しい『TOUR B XS』についても「ずっとXSを使ってきましたが、元々風に強くてスピン性能も優れているので、どんどんピンを狙って攻めて行けるのがいいところ。今回の新しい『XS』も弾道が強いままで、アプローチの時のソフトなフィーリングが進化したので、さらにアグレッシブに攻めて行けると感じてます」と言う。
 
今季はパターもテーラーメイド『スパイダーツアーX』もドットアライメントのモノに変更して「より集中できる」と話しているが、契約するブリヂストンの使用ギアは下記となる。
 
【古江彩佳の同社使用ギア】 ※は未発表作
1W:B3 MAX(9.5°スピーダーNXグリーン50S 45.25㌅) ※
3W:TOUR B JGR(15°スピーダーNXグリーン50S)
7W:B2 HT(21°スピーダーNXブラック50S)
4U:B2 HT(22°MCH 60S)
5U: B3 MAX(25°MCH 60S) ※
6I~PW: 221CB(TRプロト 85S)
50,54,58°:BRM2ウェッジ(MCIソリッド85)
BALL:TOUR B XS 2024

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