PSG退団の21歳FWエキティケ、新天地で“再起”を誓う「エンバペからアドバイスを…」

 フランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケが、新天地での活躍に向けて意気込みを語った。8日、フランスメディア『ル・パリジャン』がコメントを伝えている。

 現在21歳のエキティケはスタッド・ランスの下部組織出身で、デンマークへのレンタル移籍などを経験し、2021年夏からスタッド・ランスのトップチームに定着。2022年の夏にはパリ・サンジェルマン(PSG)にレンタル移籍を果たし、翌年に完全移籍となった。しかし、今シーズンはここまで公式戦わずか1試合の出場にとどまり、満足な出場機会を得られないでいた。このような状況もあって、エキティケは今冬の移籍市場でPSG退団を決断。2日にはフランクフルトへのレンタル移籍が決定し、活躍の場をドイツに移した。

 そんななか、エキティケは10日に行われるブンデスリーガ第24節ボーフム戦を前にした記者会見に出席。満足な出場機会を得られなかったPSG時代について言及し、「すべては自分の受け止め方次第だ。確かにパリでは上手くいかなかったし、それはキャリアの一部だ。僕は決して物事を敗北とは捉えない。素晴らしい選手たちと一緒に学ぶことができる貴重な時間だったと思う」と前向きに振り返った。

 さらに「(キリアン・)エンバペからはたくさんのアドバイスを受けた。移籍期間には、『今は自分の時間だ。自分を表現し、楽しみ、サッカーをプレーし、グループを見つける時期なんだ』と言ってくれた。だから、僕もまた、彼のプレーを観察し、日常的に彼を観察することによって自ら学んだ。そのおかげで、僕はより良いサッカー選手になり、より良い人間にもなれたんだ 」と続け、“同胞”の先輩からアドバイスを受けたことを明かした。

 続けて「ここに来ることは正しい選択だった。今、最も重要なことは自分を表現すること、そしてパリで学んだすべてを発揮できることだ」と新天地での活躍に向けて意気込みを語った。

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