キャロウェイのツアーボールが『クロムツアー/クロムツアーX』名称になり、3月上旬デビュー

キャロウェイから新商品発売の連絡が届いた。これまでツアーボールとして『クロムソフト』シリーズの名称が続いてきたが、『CHROME(クロム)』シリーズに名称を変更。『クロムソフト』『クロムツアー』『クロムツアーX』なる3つのラインナップを3月上旬に発売する。
 
「新しい【ハイパー・ファストソフト・コア】は素材の配合を見直し、生産管理も徹底されて、前作以上のボールスピードと打ち出し角を可能に。6角形でお馴染みの【ヘックス・エアロネットワークパターン】には、弾道の頂点から落ち際までを徹底的に分析した結果、複数の円形も混ぜ合わせたことで、風に強くキャリーにもうひと伸びが加わる形に。前作で製作工程になされた大きな投資は、今回、ウレタンカバーの成形プロセスにも及び、より均一な厚みを実現。
 
もちろん、グリーン周りでのスピン性能も、従来よりもレベルアップしています。ラインアップは、CHROME SOFT X LSボールの後継で、ロースピンにより中弾道をもたらす『CHROME TOUR』ボール、CHROME SOFT Xボールの後継で、しっかりめの打感から中高弾道を描き出す『CHROME TOUR X』ボール、そして、最もソフトなフィーリングと高弾道が爽快な『CHROME SOFT』ボールという3モデルです」(同社広報)
つまり、アマチュアに大人気の赤箱の『クロムソフト』はそのままの名称で、プロや中・上級者向けのツアーボールが『クロムツアー/同X』の名になる形。米国のツアー担当者によれば、ジョン・ラームやサム・バーンズ、ミンウー・リーらが『クロムツアーX』に、ザンダー・シャウフェレ、キム・シウー、エリック・ヴァンローエンらが『クロムツアー』に移行中とか。
 
『クロムツアーX』と前作『クロムソフトX』の性能差では、ボール初速が約1.3mph上がった他、50ヤードのウェッジで約150rpmほどスピンが入るとか。また、新しいエアロネットワークパターンになった赤箱の『クロムソフト』の飛行テストでは、旧作より0.5mph初速が上がって弾道頂点が1.8yd高くなり、+2.9yd飛ばせる結果も出ているという。
 
硬さの比較でユニークなのは、ロングショットで低スピンになった前作『クロムソフトX LS』がしっかりめなのに対し、後継の『クロムツアー』が『クロムソフト』と『クロムツアーX』の中間に位置するところ。3機種の比較をまとめると下記になる。
 
【弾道高さ】
クロムソフト>クロムツアーX>クロムツアー 
【打感の硬さ】
クロムソフトX>クロムツアー>クロムソフト 
【アプローチスピン量の多さ】
クロムツアーX≒クロムツアー>クロムソフト 
【ロング番手のスピン量の多さ】
クロムソフトX>クロムツアー>クロムソフト

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