ブライトン、レスターの“至宝”獲得に迫るも破談か…約75億円以上の要求額を用意できず

 イギリスメディア『スカイスポーツ』は27日、ブライトンが関心を示していたレスターに所属するイギリス人MFキアナン・デューズバリー・ホールの獲得を断念する可能性が高いと伝えている。

 現在25歳のデューズバリー・ホールは、2006年に8歳でレスターの下部組織に入団。2020年1月のFAカップでトップチームデビューを飾り、2019-20シーズン後半はブラックプール、2020-21シーズンはルートンへの期限付き移籍を経験した。2021-22シーズン途中からレギュラーに定着し、昨季はプレミアリーグで31試合に出場。レスターは今季からチャンピオンシップ(2部)に戦いの場を移したが、ここまでリーグ戦29試合に出場し、9ゴール9アシストと首位を走るクラブを牽引している。

 ブライトンは今冬、デューズバリー・ホール獲得に向けて動き、3000万ポンド(約56億4500万円)のオファーを提示し交渉を行ったと報じられていた。しかし、『スカイスポーツ』によれば、レスターの要求額は4000万ポンド(約75億3000万円)以上であり、ブライトンが同額を準備できる可能性は低いとのこと。

 また同メディアは、現在首位に位置しているレスターがプレミアへの再昇格を決める可能性が高いと主張。そのため、プレミアリーグの上位クラブ以外への移籍を下部組織出身の同選手が決断することは考えにくいと指摘している。

 現在37歳の元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの後継者としてクラブの“アイコン”となりつつあるキアナン・デューズバリー・ホール。今季はチームにとどまり、レスターを昇格に導くことになるのだろうか、今後に注目だ。

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