ソシエダ、補強第1号はFWシェラルド・ベッカーか…移籍金約8億円でウニオン・ベルリンとの合意迫る

 レアル・ソシエダは、ウニオン・ベルリンに所属するスリナム代表FWシェラルド・ベッカーの獲得に迫っているようだ。15日、スペイン紙『アス』が報じている。

 今冬の移籍市場で、モハメド・アリ・チョーがクラブ退団、ウマル・サディクやカルロス・フェルナンデスらが負傷、久保建英は日本代表活動参加により最大1カ月近く不在となるなど、前線の“駒不足”が否めないレアル・ソシエダ。当然、同ポジションの補強に動き出しており、これまでにも複数選手をピックアップしていることが取り沙汰されてきた。

 そんなレアル・ソシエダの今冬第1号は、ウニオン・ベルリンに所属するFWシェラルド・ベッカーとなりそうだ。『アス』によると、クラブ間交渉は順調に進んでおり、500万ユーロ(約8億円)前後の移籍金で成立する見込みという。この背景には、現行契約が今夏に満了を迎えること、さらには選手本人が他クラブへの移籍を望んでいることがある模様。前述した理由からウニオン・ベルリン側も今冬の売却に前向きで、競合相手と目されていたビジャレアルは、今夏の“フリー移籍”を検討していたため、撤退へと舵を切ったと報じている。

 加えて『アス』は、個人間の交渉も“ほぼ合意”に達していると指摘。スリナム人の両親のもと、1995年2月9日にオランダで生まれたベッカーは現在28歳。前線のあらゆるポジションでプレー可能で、スピードを武器とする身長180cmのパワフルな選手。ディフェンスラインの背後のスペースが“大好物”で、レアル・ソシエダのロベルト・オラベSDが求めるキャラクター性に合致するようだ。

 また、ベッカーとの契約内容次第ではあるが、クラブ上層部は2人目の補強にも前向きとのこと。次なるターゲットとしてはやはり、数シーズン前から獲得を熱望していたトッテナムに所属するFWブライアン・ヒルと併せて伝えている。

externallink関連リンク

●久保建英らの離脱、アリ・チョーの退団…“駒不足”のソシエダがB・ヒルとウンゴニエに関心●HISがレアル・ソシエダ観戦ツアーを発売! 久保建英ら選手たちとのグリーティングイベントも●ソシエダを離脱して日本代表合流、アジア杯に臨む久保建英の“覚悟”「優勝しなきゃいけない」●セビージャ、マンUから“チュニジアの大器”をレンタル移籍で獲得! 買取OPも付帯●実戦デビューで2アシスト…森下龍矢がレギア・ワルシャワで好発進! 指揮官の“右腕”も「非常に多才だ」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)