PSG、ニューカッスルの“中盤の要”ギマランイスに関心か…契約解除金は約184億円?

 パリ・サンジェルマン(PSG)がニューカッスル所属のブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスに関心を寄せているようだ。4日、スペイン紙『アス』や大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 今シーズン開幕前にルイス・エンリケ新監督を迎えたPSGは、リーグ・アン全日程の半分にあたる17試合を消化し、12勝4分1敗の成績で勝ち点「40」を獲得。首位でのシーズン折り返しに成功したほか、チャンピオンズリーグ(CL)では“死の組”とも形容されたグループFを2位で通過した。

 しかし、エンリケ監督はシーズン後半戦を見据え今冬の移籍市場での戦力拡充を検討しているとのこと。とりわけ中盤を要補強ポジションと見ており、ここまで公式戦19試合に出場しているウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテとの併用可能な守備的MFの獲得を希望しているようだ。報道によると、エンリケ監督をはじめとしたクラブ幹部は、CLで対戦した際のギマランイスのパフォーマンスを高く評価しており、獲得候補としてリストアップしているという。

 現在26歳のギマランイスは2020年1月に加入したリヨンで頭角を表すと、約2年後に推定4000万ポンド(現在のレートで約74億円)でニューカッスルへ完全移籍。エディ・ハウ監督率いるチームですぐさま中盤の主軸に定着し、昨シーズンはカラバオカップ決勝進出やCL出場権獲得に大きく貢献した。在籍3年目の今シーズンもここまで公式戦28試合に出場し1ゴール3アシストをマークしている。

 ギマランイスとの現行契約を2028年6月末まで残しているニューカッスルは、契約解除金を1億ポンド(約184億円)程度に設定している模様。また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ハウ監督は同選手の去就について「最高の選手について話す時、彼らを出来るだけ長く留めておきたいと思うだろう。それが間違いなく我々の目標だ」とコメントしているようだ。こうしたことからも、同クラブが今冬の移籍市場で売却に応じる可能性は現時点では低いと守られている。

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