アーセナル、デ・リフト&シュロッターベックの動向注視か…アヤックスの17歳DFにも関心?

 アーセナルがバイエルン所属のオランダ代表DFマタイス・デ・リフトに関心を寄せているようだ。28日、イギリスメディア『アスレティック』や大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 プレミアリーグ前半戦を12勝4分3敗というまずまずの成績で終えたアーセナル。しかし、守備陣の戦力拡充に向けて獲得したオランダ代表DFユリエン・ティンバーは右ひざ前十字じん帯損傷による長期離脱を強いられており、センターバック(CB)とサイドバック(SB)をハイレベルでこなす日本代表DF冨安健洋も年明けに開催されるAFCアジアカップカタール2023への参加が濃厚。こうした状況を考慮し、冬の移籍市場ではDFの補強に乗り出す可能性が高いと見られている。

 今回の報道によると、バイエルンで活躍する24歳のデ・リフトもアーセナルが関心を寄せる選手の1人だという。ミケル・アルテタ監督をはじめとしたトップチームのコーチングスタッフはかねてから同選手の能力を高く評価しており、その動向を注視し続けているようだ。バイエルンとの現行契約を2027年6月末まで残していることや移籍金等を考慮すると、現時点では1月の獲得の可能性はそれほど高くないとのこと。しかし、アーセナルは来年夏の移籍市場も見据え、デ・リフトを長期的なターゲットに据えているという。

 また、アーセナルの獲得候補にはドルトムント所属のドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの名前も挙がっている模様。こちらもデ・リフトと同様に長期的なターゲットとして以前から動向を注視し続けているようだ。加えて、弱冠17歳にしてアヤックスの最終ラインで主力を担っているU-17オランダ代表DFジョレル・ハトの獲得にも興味を示しているという。

 今夏の移籍市場ではティンバーに加えてスペイン代表GKダビド・ラヤ、イングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツを獲得し、戦力の拡充に成功したアーセナル。DFの他に中盤やストライカーへの関心も噂されるなか、間も無く幕を開ける冬の移籍市場ではどういった選手を獲得することになるのだろうか。

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