VARに嫌われている? チェルシーDFコルウィル「何をしたのかわからないけど…」

 チェルシーに所属するイングランド代表DFレヴィ・コルウィルが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定への不満を口にした。7日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 チェルシーは6日に行われたプレミアリーグ第15節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。この試合に初めてキャプテンマークを巻いて先発出場した下部組織出身のコルウィルだった(後半開始からは途中出場のリース・ジェームズがキャプテンマークを巻いていた)が、69分にはスコット・マクトミネイに決勝点を許すなど、試合は1-2の敗戦に終わった。

 しかし、勝ち越しゴールを決められた際、マクトミネイとの接触から倒されて競り合うことができていなかったコルウィルは、審判にファウルがあったことを主張。それでも、VARによる確認の結果、判定は覆らず、そのまま得点が認められていた。

 3日に行われた第14節のブライトン戦では明らかに顔面にボールが当たっていたものの、一時はPKと判断される事態にもなっていたコルウィル。これはVARで確認した結果、PK取り消しとなっていたが、同選手は最近の判定が自身に不利な点があると感じていることを明かした。

「VARは今、僕に対して何かをしている。僕が彼らに何をしたのかはわからない。でも、ブライトン戦ではPKを与えようとしたし、今度は(マクトミネイに)引っ張られたけど、彼らは何も与えなかった。もし、僕が彼をあのように引っ張っていたら、PKが与えられていただろうね。それが現実だ」

「イライラする夜だった。僕たちにはチャンスがあったし、それを決めていたら、試合は大きく違うものになっていただろう。でも、それが試合の一部であり、僕たちは週末(10日)に行われるエヴァートン戦に向けて前進していくつもりだよ」

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