
【モデルプレス=2023/12/08】故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、旧ジャニーズ事務所所属タレントのマネジメントなどを担う新会社の名称が「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)」となったことが、12月8日に発表された。同日、公式サイトが開設され新たな試みについても記載された。
【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦
◆旧ジャニーズ新会社、新たな3つの試み発表
公式サイトでは、「歌、ダンス、演技。これらの一流コンテンツは、世界中に大きな影響を与えてきた日本の宝であり熱烈なファンの皆さまの期待に、今後も応え続けなければなりません」としたうえで、これまでのサービスに加え新たに3つの新たな試みとして「DX化」「グローバル展開」「メタバース市場参入」を発表。
「DX化」(デジタルトランスフォーメーション)として独自の音楽配信サービスの立ち上げを挙げた。なお、これまで同社のタレントによる楽曲がサブスクリプションサービスにて配信される例は少なかった。
そして、「グローバル展開」として、米国、韓国など世界に向けた展開、「メタバース市場参入」(仮想世界)として最先端技術でアーティストの才能を拡張するとしている。
◆10月17日付けで「SMILE-UP.」に社名変更
故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、旧ジャニーズ事務所は10月17日付けで「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更し、タレントのマネジメント及び育成業務を完全に撤退して、被害者への補償業務のみを行っている。所属タレントについては、この度発表された「STARTO ENTERTAINMENT」と個別にエージェント契約を結んで活動するとしている。(modelpress編集部)
情報:STARTO ENTERTAINMENT公式サイト
https://starto.jp/?ima=1909
【Not Sponsored 記事】