バンカー越えのアプローチ 左手小指側2本を緩めたら距離感が合う!?/平田憲聖のプロテク

バンカー越えのアプローチなどでは、スピンをかけてキュキュッと止まるショットが打てれば、寄せワンも狙いやすくなります。

スピンをかけたいときに大切にしているのは、テコの原理を生かしてヘッドを走らせること。両手を離して握り、左手を固定したまま振り上げると、ヘッドが速く下りますよね。この原理を生かしたいんです。
大事になるのは、グリップの力感です。特に左手下側2本は緩めて振ると、テコの要領を使って振れます。つまり、ヘッドが走ってしっかりスピンが入る。この2本の指をしっかり握ると手元が先行してしまうので、気を付けてください。

注意したいのは、体重移動をしっかり行うこと。右足体重のままヘッドを走らせようとするとダフリます。腰を回しながら左足体重で打つようにしましょう。

平田憲聖
ひらた・けんせい/2000年生まれ、大阪府出身。2022年にルーキーながらシード獲得。今季ツアー初優勝。7月末には日本プロゴルフ選手権でメジャー初制覇を果たした。ELECOM所属

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