
バルセロナと同クラブに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキとの契約内容は、少々特殊であるようだ。2日、スペイン紙『スポルト』などが伝えている。
バルセロナ加入初年度となった昨シーズンは、リーグ戦34試合の出場で23ゴールをマークし、今シーズンもここまで12試合出場7ゴールを記録するなど、クラブの攻撃陣を牽引するレヴァンドフスキ。現行の契約が2026年までと伝えられる同選手だが、両者の契約には“ある条項”が存在しているという。
同紙によると、レヴァンドフスキの年俸は、加入1年目となった昨季は総額2000万ユーロ(約32億円)に設定されており、2年目となる今季は2600万ユーロ(約42億円)、3年目となる来季は3200万ユーロ(約51億円)、4年目となる2025-26シーズンは2600万ユーロ(約42億円)と変動性である模様。さらに、契約には3年目にレヴァンドフスキの出場時間が、シーズン全体の55パーセントに達しなかった場合、クラブが同選手との契約を解除できるオプションが付随していると報じた。
また、イギリス紙『ザ・サン』は、レヴァンドフスキが37歳となる2025年の夏に退団となれば、バルセロナが高額な給与を節約できると指摘。「バルサは巨額の負債に苦しみ続けており、コストを削減する方法を常に模索している」と主張しながら、同選手が先発の座を失った場合には、「早めに戦力外通告を告げるという選択肢は魅力的かもしれない」と伝えている。