スナイデル氏、バロンドールを逃した2010年に不満を吐露「少し不公平だった」

 元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデル氏が、自身の過去について語った。2日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 現在39歳のスナイデル氏は当時インテルに所属していた2010年、チームの中心としてUEFAチャンピオンズリーグ、セリエA、コッパ・イタリアの3冠を達成。さらにオランダ代表としてFIFAワールドカップ南アフリカ大会では、準優勝に貢献した。

 しかし、同年のバロンドールを受賞したのはバルセロナを見せていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシで、2位と3位に入ったのは同クラブのMFアンドレス・イニエスタとMFシャビ・エルナンデス。スナイデル氏は4位に終わった。

 今回の取材に応じて当時を振り返った同氏は、「2010年のバロンドールを獲得しなかったこと、そしてメッシがそれを獲得したことは少し不公平だった」とコメント。それでも「しかし、私はそれについて嘆くタイプの人間ではない。バロンドールは個人の賞であり、私はチームのトロフィーを獲得することを好む。もしチャンピオンズリーグとバロンドールのどちらかを選ばなければならないとしたら、私は獲得したチャンピオンズリーグを選ぶだろう。だから、当時のそのタイトルには非常に満足しているよ」と語った。

 また、当時のW杯についても「2010年にはスペインに対して勝つべきだったと思うけれども、彼らは信じられないほどのチームで、私たちを打ち負かした。決勝に進出することは素晴らしい成果であり、私が常に夢見ていたことの1つだが、その試合で負けたことは今でも心を痛めているんだ」とコメント。

 そして自身の古巣インテルの現在についても問われると「彼らはセリエAを制覇するだろう。彼らは非常にうまくやっている」と、その実力に太鼓判を押した。

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