クヴァラツヘリアの“意中のクラブ”とは?…実父が明かす「彼は常に夢を抱いている」

 ナポリに所属するジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアは、将来的にレアル・マドリードでプレーすることを望んでいるようだ。11月30日、スペイン紙『アス』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が実父や代理人のコメントを伝えている。

 現在22歳のクヴァラツヘリアは左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤーで、母国のディナモ・トビリシの下部組織出身。2017年9月にトップチーム昇格を果たすと、その後はロシアのロコモティフ・モスクワやルビン・カザンなどを経て2022年夏にナポリへ加入した。昨シーズンは公式戦通算43試合の出場で14ゴール17アシストと躍動し、クラブの33年ぶり3度目のセリエA制覇に大きく貢献した。

 ナポリとの現行契約を2027年6月末まで残しているクヴァラツヘリアだが、昨シーズンの際立った活躍を受けて欧州のメガクラブの多くがその動向を注視。マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ニューカッスルは実際にスカウトを派遣したとも報じられている。しかし、プレミアリーグ勢からの熱烈な関心とは裏腹に、選手本人はレアル・マドリードでのプレーに夢見ているようだ。

 現地時間29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第5節でレアル・マドリードと対戦(2-4●)したクヴァラツヘリアだが、同選手の実父であるバドリ・クヴァラツヘリア氏はこの試合について「フヴィチャにとってレアル・マドリードとの対戦は特別だった」とコメント。そのうえで「彼は常にレアル・マドリードでプレーしたいという夢を抱いていたし、今でもそうだと確信している。私の家族は私を除いて全員がマドリディスタなんだ」と、自身の息子がかねてから“白い巨人”に憧れを抱いていることを明かした。

 また、今年3月にはクヴァラツヘリアの代理人を務めるマムカ・ジェゲリ氏が「彼はレアル・マドリードが大好きだし、そのレベルでプレーする実力を持っている」と発言。6月にはバドリ氏が「彼の夢はCLで優勝し、レアル・マドリードでプレーし、ジョージア代表として国際的なトーナメントに出場することだ」とコメントするなど、同選手がレアル・マドリードに対し特別な思いを寄せていることは有名な話でもある。一部のでは評価額1億ユーロ(約161億円)超の逸材WGに対し、“意中のクラブ”が実際に関心を寄せているとの報道もある。果たして将来的に移籍は実現するのだろうか。

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