日本代表帰りの浅野拓磨が先発で好機演出も…ボーフムはハイデンハイムとスコアレスドロー

 ブンデスリーガ第12節が26日に行われ、ボーフムとハイデンハイムが対戦した。

 今季のボーフムは開幕から9試合を終えた時点で5分4敗と未勝利が続いていたが、前々節のダルムシュタット戦は浅野拓磨の2ゴールもあって2-1で勝利。今季初白星を飾っていた。直近3試合は無敗を維持している中、インターナショナルマッチウィーク明けの今節は、ここまで3勝1分7敗のハイデンハイムと敵地で対戦。日本代表帰りの浅野は開幕戦から12試合連続のスターティングメンバーに入った。

 試合は立ち上がりから激しい球際をベースとしたバトルが繰り広げられる。優位に立ったのはハイデンハイムだったが、ボーフムも33分にスピードスターがゴールに迫る。ピッチ中央付近で前を向いたケヴィン・シュテーガーがアバウトな浮き球ボールを背後に蹴り込むと、このボールに浅野が反応。スピードを上げてペナルティエリア右に入り、胸トラップからフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは枠を外れた。前半はこのままスコアレスで終了している。

 後半の立ち上がりには両チームゴールに迫る場面を作ったものの決め切ることができず、その後はスコアレスのまま時間が経過。75分にはボーフムがチャンスを構築。左サイドから持ち運んだシュテーガーが左足でアーリークロスを送ると、ペナルティエリア内で跳ね返されたものの、こぼれ球に浅野が反応。ボックス手前で切り返しから右足を振ったものの、ミドルシュートはわずかにゴール左へ外れている。

 76分にはハイデンハイムが反撃。前線へ蹴り込まれたゴールキックを頭で繋ぎ、背後のスペースへ飛び出したニコラ・ドフダンが右足でシュート。ここはGKマヌエル・リーマンが好セーブを見せた。89分には敵陣で相手のミスを見逃さなかったティム・クラインディーンストがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ループシュートはクロスバーの上へ。最後までゴールネットが揺れることはなく、試合はこのままタイムアップを迎えた。

 ボーフムはこれで4戦無敗となったが、勝ち点差「1」で追いかけるハイデンハイムを破ることはできなかった。浅野は76分までプレーしている。

 次節は12月2日に行われ、ボーフムはホームでヴォルフスブルクと、ハイデンハイムは敵地でライプツィヒと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ハイデンハイム 0-0 ボーフム

【得点者】
なし

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