将来的なサウジ行きの可能性は? ラツィオ指揮官「喫煙ができるのなら…」

 ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、自身の去就について語った。23日、イタリアメディア『フットボールイタリア』がコメントを伝えている。

 元銀行員という異色の肩書きを持つサッリ監督は、イタリアの下部クラブで監督キャリアをスタート。2012年夏から3年間率いたエンポリでの功績が認められ、2015年夏にはナポリの監督に就任した。ナポリでも成功を収めたサッリ監督は、2018年夏にチェルシーの監督に就任して2018-19シーズンのヨーロッパリーグを制覇すると、2019年夏にはユヴェントスの監督に就任。19-20シーズンのセリエAを制して9連覇に導いたものの、CLでの早期敗退を受けて1年で解任され、以降はフリーの状態が続いていたが、2021年夏にラツィオの監督に就任した。

 そんなサッリ監督がイタリア紙『La Repubblica』のインタビューに応え、自身の去就について語った。インタビューの中で将来的なサウジアラビア行きの可能性を尋ねられると「喫煙ができるのなら、可能性はあるかもしれない。将来がどうなるか見てみよう。しかし、それは今計画できることではない。もし将来について考えなければならないとしたら、私はラツィオの監督を続けたいと思っているし、期間での制限は設けていない。しかし、これらのことは私だけで決められるわけではない」とコメント。引き続きラツィオで指揮を執ることを希望した。

 将来的なサウジ行きの可能性については冗談を交えつつ、明言を避けたサッリ監督だが、ラツィオとの現行契約は2025年夏までとなっている。果たして同指揮官は今後どのようなキャリアを歩むこととなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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