
23日(木)に、千葉県のムーンレイクゴルフクラブ 鶴舞コースで「第28回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」が行われた。ここに中高生の男女ジュニアゴルファー計52人が出場。年代、性別で分けた4部門を実施し、18ホールストロークプレーで優勝が争われた。
中学生・高校生女子の部の総合優勝を果たしたのは、4バーディ・1ボギーの「69」でプレーした小林照菜(こばやし・あきな、わせがく高3年)。来年、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストを受験する予定で、目指すべき姿は「笑顔で頑張るゴルファー」だ。今大会はこれが2勝目。「パターがもう少し入れば、もっといいスコアで回れたと思う。パターを徹底的に練習したいと思います」と、今後の課題も明確になる一日を過ごした。
中学生・高校生男子部で総合優勝したのは、1イーグル・4バーディ・1ボギーの「68」を記録した金子慎之介(日本ウェルネス高3年)。来年は大学に進学し、そこでさらに腕を磨いていくつもりだ。「松山(英樹)選手のようにPGAツアーで通用する選手になりたいです。『金子選手のようになりたい!』と憧れられる選手になりたい」という大きな夢を胸に抱く。
参加費は無料で、総合優勝者2人はそれにも感謝する。過去の優勝者を見ると、岩井千怜(2018年大会)、岩井明愛(19年大会)久常涼(19年大会)ら、現在、ツアーの第一線で活躍する選手も多く輩出している。“ジュニアゴルファーの登竜門”としての役目を、今後も果たすことになりそうだ。
【各部門上位】
■中学生女子の部
1位:清水心結 70
2位:安西美空 73
3位:寺本朱利 74
■高校生女子の部
1位:小林照菜 69
2位:高田嘩琳 72(カウントバック)
3位:勝田花菜 72
■中学生男子の部
1位:沖田 雫 72
2位:神永直輝 74(カウントバック)
3位:荒木敬太 74
■高校生男子の部
1位:金子慎之介 68
2位:志村由羅 70
3位:清水拳斗 71
【過去の主な優勝選手】
篠崎愛(2014年、第7回大会)
臼井麗香(2016年、第12回大会)
鈴木晃祐(2018年、第16回大会)
岩井千怜(2018年、第16回大会)
久常涼(2019年、第17回大会優勝)
佐久間朱莉(2019年、第17回大会)
岩井明愛(2019年、第18回大会)