降格圏セルタの巻き返しの“カギ”はミンゲサ! ラ・リーガにおけるチャンスメイク数トップのDFに

 今シーズンのラ・リーガにおけるチャンスメイク数トップのディフェンダーは、セルタに所属するオスカル・ミンゲサのようだ。22日、データサイト『OPTA』が報じている。

 ラファエル・ベニテス監督が率いる“セレステス”の右サイドで、ミンゲサが輝きを放っている。1999年5月13日生まれの現在24歳で、ラ・マシアに出自を持つ同選手は2020年11月にトップチームデビュー。当時指揮していたロナルド・クーマン氏の信頼を勝ち取ることに成功して主力に定着したものの、後任として就任したシャビ監督の下では出場機会が減少。そして昨夏、シャビ監督から構想外を通告され、セルタへと完全移籍していた。

 セルタ在籍1年目は負傷離脱もあり、公式戦26試合の出場にとどまったが、2年目の今シーズンはここまでの公式戦全14試合に出場し13試合でスタメンに名を連ねた。また、ラ・マシアの香りを漂わせる足元のテクニックなどが評価され、主戦場の右サイドバックに加えて、右サイドハーフやセントラルミッドフィルダーとプレーの幅を広げている。22日にはデータサイト『OPTA』によって、今シーズンのラ・リーガにおけるチャンスメイク数トップのディフェンダーが21回を記録したミンゲサであることが発表された。

 そんなミンゲザに対しては、いくつかの欧州のクラブが注視しているとのこと。スペイン紙『スポルト』によると、特にセリエAのクラブが関心を強めており、来夏の補強候補として検討しているという。なお、バルセロナは買い戻しオプション及びセルタが同選手を売却した場合は移籍金の50パーセントを受け取る権利を保有している。

 ラ・リーガ第13節終了時点で、1勝4分8敗の18位と降格圏に低迷しているセルタ。クラブ創設100周年の節目のシーズンでの降格回避に向け、巻き返しを図りたい中盤戦のカギはミンゲサになるだろう。

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