バルサ&スペイン代表に激震…MFガビが右ひざ前十字じん帯断裂&外側半月板損傷で今季絶望か

 バルセロナは20日、MFガビの負傷について発表した。

 EURO2024予選に臨むスペイン代表に招集されたガビは、現地時間19日に行われたグループA第10節のジョージア戦(3-1○)に先発出場。20分に相手選手のタックルを受けて右足を負傷すると、治療を受けて1度はピッチに戻ったものの、その後のプレー中に右ひざを抑えて悶絶。涙を流しながらオイアン・サンセトとの交代でピッチを後にした。

 その後の状態に注目が集まるなか、スペインサッカー連盟(RFEF)はガビが右ひざに重大な損傷を負ったとのみ発表。そして現地時間20日月曜日の朝に行われた検査の結果、右ひざ前十字じん帯の断裂、および外側半月板の損傷が確認されたという。同選手は数日以内に手術を受ける予定で、その後に医学的な最新情報が発表されるという。

 現時点で全治期間は明らかになっていないが、『マルカ』や『アス』といった現地の有力メディアは少なくとも8カ月以上の戦線離脱を余儀なくされる可能性が極めて高いと指摘。今シーズンのすべての公式戦に加え、来年夏に控えるEURO2024本大会やパリ・オリンピックの欠場はほぼ決定的と報じられている。

 2004年8月5日生まれで現在19歳のガビはバルセロナの下部組織「ラ・マシア」の出身で、2021年にトップチームデビューを果たした。その後は順調に成長を遂げバルセロナの中心選手に定着すると、昨シーズンは公式戦49試合の出場で3ゴール7アシストをマークし、4年ぶり通算27度目のラ・リーガ制覇やスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝に大きく貢献した。背番号を「6」に変更して臨んだ今シーズンもここまで公式戦15試合に出場し1ゴール2アシストを記録している。

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