離脱中のジェズス起用に慎重な姿勢も…ブラジル代表指揮官「状態は良好」

 ブラジル代表を率いるフェルナンド・ジニス暫定監督が、同代表のFWガブリエウ・ジェズス(アーセナル/イングランド)の起用について言及した。15日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

 今シーズンここまで公式戦11試合出場で4ゴール1アシストを記録しているジェズスだが、10月24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループB第3節セビージャ戦でハムストリングを痛めて以来、アーセナルでの直近5試合を欠場している。そんななかでも、11月のFIFAワールドカップ2026南米予選に臨むブラジル代表に同選手は招集されている。

 ジェズスを招集したジニス暫定監督は16日のコロンビア代表戦に同選手は出場しないものの、21日のアルゼンチン代表戦には出場できる可能性があることを明かした。

「ガブリエウのことは心配している。私たちが彼をここに連れてきたのはいくつかの理由があり、それが彼にとって重要だったからだ。彼は基準以下の試合をしたウルグアイ戦で、試合にポジティブな要素を与えてくれた選手の一人だった。とても難しい試合だったが、彼はいいプレーをした。私たちの立場を維持して、時には個で困難を生み出すのを助けてくれた」

「私は選手を信頼しており、彼がここにいることに満足している。計画なしでここに来た訳ではない。彼は気分がいいし、特定のことをしていると言っていた。私が彼と話をした時はあと2週間もあった。私たちは危険を冒してでも彼をここに連れてくることは興味深いと思った。彼の状態は良好で、私たちは細心の注意を払って物事を行なっている」

「彼は到着してすぐに新たにMRI検査を受けた。とても注意深く彼を取り扱っている。問題がなければ、アルゼンチン戦には出場できると思う。ガブリエウにとってここに来ることはとても重要であり、ここに来た時よりもさらに良くなってアーセナルに戻ることになるだろう」

 昨年末に行われたFIFAワールドカップカタール2022で右ひざを負傷して手術を受けたことにより長期間離脱を余儀なくされたジェズスは、今年8月にもひざの軽い手術を受け、シーズンを出遅れる事態となっていたが、果たしてブラジル代表での活動中に戦列復帰を果たすことになるのだろうか。

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