11試合で17ゴール! 止まらないケイン、ブンデスリーガ新記録を樹立

 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、ブンデスリーガで新記録を樹立した。

 ブンデスリーガ第11節が11日に行われ、バイエルンはハイデンハイムと対戦。14分にケインが先制点を奪うと、44分には再びケインが頭で追加点をマーク。67分と70分に立て続けに失点して追いつかれたものの、72分にラファエル・ゲレイロが勝ち越しゴールを決めたほか、85分にはエリック・マキシム・チュポ・モティングがダメ押しゴールを挙げ、4-2で勝利を収めた。

 前節のドルトムント戦では“デア・クラシカー”デビュー戦でハットトリックを達成した史上初の選手になるなど、2試合連続でハットトリック中だったケインは、ハイデンハイム戦でも2ゴールをマーク。この結果、データサイト『OPTA』によると、同選手はブンデスリーガ史上初めて開幕11試合で17ゴールを記録した選手になったという。

 また、昨シーズンのブンデスリーガ得点王だったクリストファー・エンクンクとニクラス・フュルクルクのゴール数は「16」だったため、開幕11試合で早くもその得点数を上回る結果にもなっている。

 クラブ公式サイトによると、ケインは試合後、「誰かが昨シーズンの得点記録は16ゴールだったと教えてくれた。この時点で17ゴールも決めるというのは明らかに驚異的だ。この素晴らしいスタートを誇りに思っているよ」と喜びを口にしながら、次のように続けた。

「もちろん、チームには感謝している。彼らがその機会を与えてくれているのだからね。このチームでプレーすることを楽しめている。得点するためのチャンスも多く作れている。後半にはもう少し得点するチャンスもあったけど、それはものにすることができなかった。それがフットボールだよ」

 なお、ブンデスリーガ11試合終了時点での歴代最多得点数は以下の通り。

17ゴール ハリー・ケイン(2023-24)
16ゴール ロベルト・レヴァンドフスキ(2019-20)
15ゴール ゲルト・ミュラー(1968-69)
14ゴール ゲルト・ミュラー(1976-77)
14ゴール エーリヒ・ベーア(1975-76)

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