レアル・マドリードに所属するフランス代表MFオーレリアン・チュアメニの代理人が、同選手の負傷について言及した。2日、イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。
ラ・リーガ第11節が10月28日に行われ、レアル・マドリードはバルセロナと対戦した。試合は、ドイツ代表イルカイ・ギュンドアンの加入後初ゴールで開始早々にバルセロナが先制したものの、後半にイングランド代表MFジュード・ベリンガムが2得点を奪い、レアル・マドリードが逆転勝利。公式戦255回目の“エル・クラシコ”は、レアル・マドリードに軍配が上がった。
バルセロナ戦で先発フル出場したチュアメニだったが、試合翌日に行った診断の結果、「左足第2中足骨の不全疲労骨折」が判明。手術の必要はないものの、数週間に渡り離脱することになると報じられていた。
そんななか、チュアメニの代理人を務めるジョナサン・ケベ氏が、同選手の負傷について言及。「彼は(前半に)何かを感じたようだが、大きな支障はなかった」とチュアメニが早い段階から足に違和感を抱いていたと述べ、「ハーフタイムに申し出なかったのは、チームが負けていたからだ。勝ちたかったからだ。しかし、彼は知らなかった。プレーしているときは何も感じず、立ち止まってスパイクを脱ぐときに重症だったという実感が湧いてくる」とチームの勝利のために、負傷を隠してプレーしたと説明している。
さらに、チュアメニの離脱期間については、「通常なら6週間の離脱になるだろう」と明言。また、レアル・マドリード加入2年目にしてレギュラーの座を掴み、今季のチーム内で5番目の出場時間を記録しているチュアメニに対して、「これは進化だよ」と成長に称賛を送った。