J・コール氏、チェルシーを批判しつつも指揮官を擁護「ポチェッティーノにも同情する」

 かつてチェルシーなどで活躍した元イングランド代表MFジョー・コール氏が、古巣クラブを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督を擁護した。29日、イギリスメディア『ユーロ・スポーツ』が伝えている。

 昨シーズンに続き、今シーズンもここまで勝ち点「12」の11位と低迷するチェルシー。28日に行われたブレントフォード戦では、前半から多くのチャンスを生み出し続けたものの、後半に2点を奪われ、0-2で公式戦5試合ぶりの黒星を喫した。

 そんななかJ・コール氏は、「フランク(ランパード)に同情したように、ポチェッティーノにも同情する。(グレアム)ポッターとトーマス・トゥヘルも同情した」とチェルシーの歴代指揮官とともに、ポチェッティーノ監督を擁護。「彼らは全員一流の監督であるのに、非常に不安定で厳しいクラブに加入した」と古巣クラブを批判した。

 また、同氏は、「新しいオーナーがやって来てしばらく経つ。安定と継続性を求めるのは、私たちが言ってきたことのひとつだ」と述べた上で、「しかしクラブ上層部は、そのような方針を持つつもりだと言いながら、それとは裏腹に、変なタイミングで監督が変わったり、選手の獲得方針がファンに説明されなかったり、選手や監督にさえ説明されない」と厳しい言葉を並べ、苦言を呈している。

 続けて、「これまでの監督たちには申し訳ないと思うし、ポチェッティーノの首も最終的には前の監督たちのように飛ぶことになるだろう」とコメント。「今まで通りで進むのならば、それが我々のチェルシーだということだ。もし、若い選手を育てるつもりなら、私たちは監督たちに寄り添うつもりだ」と同クラブを支える姿勢も強調した。

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