賛否分かれるヴィニシウスのプレースタイル? バルサFWは「腹立たしいと思われるかもしれないが…」

 今シーズン最初の“エル・クラシコ”を28日に控えるなかで、バルセロナのDFアレハンドロ・バルデとFWフェラン・トーレスが、レアル・マドリードに所属するFWヴィニシウス・ジュニオールのプレースタイルについて言及した。26日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今週末に控える『ラ・リーガ第11節 バルセロナvsレアル・マドリード』の“エル・クラシコ”での活躍が予想されるレアル・マドリードに所属するFWヴィニシウス・ジュニオール。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ・グループC第3節ブラガ戦でも、武器のドリブルで相手DFを手玉に取るとともに、1アシストを記録して勝利に貢献した。一方で、ヴィニシウスが同試合でも見せた執拗なまでの“またぎフェイント”が物議を醸しているのも確かだ。

 これまでにも、ヴィニシウスのプレースタイルを巡っては賛否が分かれてきた。観客を魅了する優雅なテクニックも、度が過ぎれば相手DFを嘲笑するものとも捉えられる。実際に、対峙した選手から激しいタックルを受けるシーンも散見され、その度に論争が巻き起こった。

 そんなヴィニシウスのプレースタイルについて、バルセロナの2選手が見解を示した。ヴィニシウスと同様に、得点に絡む役割を担うFWフェラン・トーレスは「それが彼のスタイル。多かれ少なかれ腹立たしいと思われるかもしれないけど、どの選手にも自分だけのスタイルがある」と強調。また、マッチアップする可能性があるDFアレハンドロ・バルデは「ヴィニシウスが挑発的なプレーをしたら? いや、どの選手にもプレースタイルがある。挑発的だと感じる人がいるのかどうかは知らないけど、全ての対戦相手をリスペクトしなければならない。彼自身のスタイルなら、貫くのなら、それまでだ」と述べている。

 28日に行われる“エル・クラシコ”では、リスペクトを持った上での両者の激しい戦いに期待したい。

【動画】ブラガ戦で見せたまたぎフェイント

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