パス成功率93%でシャビ監督も絶賛! 後方からタクト振るうバルサCB「力になれてうれしいよ」

 バルセロナのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが、25日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第3節シャフタール戦を振り返った。同日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 今夏の移籍市場でアスレティック・ビルバオからバルセロナに加入したイニゴ・マルティネスは負傷により出遅れたものの、徐々に存在感を発揮していく。先週末に行われたアスレティック・ビルバオとの“古巣対戦”では鋭い縦パスで決勝点の起点となるなど、ビルドアップに秀でていることを改めてアピール。中2日で迎えたCL・グループH第3節シャフタール戦でも後方からタクトを振るい、同試合トップとなるパス成功率93パーセントを記録している。

 同試合では82分にピッチを退いたイニゴ・マルティネス。その理由は疲労であったことを明かしたバスク人CBは「今は何十分も出続けて疲れているけど、よく考えたら7カ月近く(連続して)試合に出られてなかったから仕方がない。足が動かないことに気づいたけど当然のこと。とにかくプレーできて、力になれてうれしいよ」と告白。続けて「この2年間はラウンド16に進めていなかっただけに、今日は土曜日よりも多くのことが懸かっていた。そして我々は、目的を達成したんだ。さぁ、今度はマドリーのことを考えよう」と決勝トーナメント進出に近づく勝利であることを強調した。

 またシャビ監督も、イニゴ・マルティネスを称賛。直近2試合のパフォーマンスを振り返りつつ、「イニゴにはとても満足している。彼との契約は正しかったんだ。リーダーシップがあり、個性的かつ積極的。日曜日の(マルク・)ギウのゴールは、ジョアン・フェリックスにボールを入れたイニゴのパスから生まれたもの。彼は、我々に多くのものを与えてくれるだろう」と期待を寄せている。

 好調を継続するイニゴ・マルティネスを擁するバルセロナは28日、ラ・リーガ第11節でレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に挑む。

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