LIVゴルフチーム選手権4強出そろう ボーナス21億円の行方は?

<LIVゴルフチーム選手権 at マイアミ 2日目◇21日◇トランプ・ナショナルGC ドラル(米フロリダ州)◇7648ヤード・パー72>

賞金総額5000万ドル(約75億円)、優勝賞金は1400万ドル(約21億円)。今季の総決算であるLIVゴルフチーム選手権だが、フロリダ州マイアミのトランプナショナル・ドラルで上位4チームを決めるセミファイナル戦が行われた。
結果はシードを得ていた年間ポイントの上位4チームが順当に勝ち進んだ。今季ポイントレース1位のダスティン・ジョンソン(米国)率いる4エーシーズGCは、フィル・ミケルソン(米国)のハイフライヤーズGCを撃破。連覇をかけて最終決戦に挑む。

シングルス戦でミケルソンに2&1で快勝したDJだが、実は15番パー3でティショットを大きくシャンクし、ギャラリーに打ち込むアクシデントがあった。

「あれはシャンクじゃない。右にまっすぐいっただけだ(笑)」とおどけたが、「でも、木の間に行ってよかった。フィルもぼくもすごくいいプレーをしていた。終盤で2ホール負けてしまったが、16、17で連続バーディが取れた。いい勝利だった」とニッコリ。「最終日はチームの総決算。僕たちに大きなチャンスがある」と連覇に意気込んだ。

ブライソン・デシャンボー(米国)のクラッシャーズGCはマーティン・カイマー(ドイツ)のクリークスGCに勝利。シーズン終盤に2勝と勢いをつけてきたデシャンボーは「今年は我々にとって、すごく大きなチャンス。昨年は苦い思いでコースを去ったからね。チームもぼくも、去年よりずっと調子がいい。この日のために今年は戦ってきたのだから」と気合いを入れた。

そのほか、ホアキン・ニーマン(チリ)のトルクGCはルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)のスティンガーGC、バッバ・ワトソン(米国)のレンジゴーツGCはセルヒオ・ガルシア(スペイン)のファイアーボールズGCをそれぞれ下し、“4強”入りを果たした。

最終日はチーム全員がそれぞれ1ラウンドのストロークプレーを行い、4人の合計スコアが最少だったチームが優勝する。つまり、チーム全員の一打がカウントされるというわけだ。チームの総合力が問われる戦いとなる。

最終日はこの4チームだけでなく、すでに敗退した8チームもプレー。2日目に敗北したミケルソンのハイフライヤーズら4チームは5−8位決定戦へ。初日敗退の4チームは9−12位決定戦を行う。それぞれファイナル同様にチーム全員が2サムでストロークプレーし、最少スコアで順位が決定する。(文・武川玲子=米国在住)

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